XMのVPSを利用するメリットや無料で利用する条件、接続方法を解説

XMのVPSを利用するメリットや無料で利用する条件、接続方法を解説 アプリ・取引ツール

XMでのVPS利用について、このような悩みはありませんか?

「そもそもVPSとは?」

「XMでVPSを無料で利用する方法は?」

「XMTrading VPSの接続方法は?」

海外FXでは自動取引売買ツールを利用することが一般的ですが、そのためにはVPSの利用が欠かせません。

とはいえ、これから海外FXを始めるという方や、裁量でのトレードにしかしたことのないという方はVPSについて分からないという方も多いでのではないでしょうか。

そこで本記事では、VPSの概要やXMでVPSを利用するメリット、無料で利用する条件、接続方法などについて詳しく解説します。

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FXにおけるVPSとは?

FXにおけるVPSとは?

VPS(Virtual Private Server)は日本語で「仮想専用サーバー」という意味で、ネット上に構築されている仮想的なサーバーのことを指します。

FXにおいては自動売買をするときに欠かせないサーバーとなっており、以下のようなメリットがあります。

  • 24時間安定した稼働を実現できる
  • セキュリティ対策が万全
  • 複数のEA(自動売買ツール)を同時運用できる
  • 場所に関わらずアクセスできる
  • パソコンを常に起動する必要がなくなる

MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)では自動売買トレードをすることができますが、自動売買ツールを使用し続けるためには24時間稼働できるVPSが必須なのです。

もちろんPCを24時間つけっぱなしにしていれば自動売買ツールを常に起動することはできるのですが、PCが強制シャットダウンになってしまったり、インターネットエラーが生じることなど、さまざまなリスクがあるため基本的にはVPSを利用することが必要となります。

XMでVPSを利用するメリット

XMでVPSを利用するメリット

MXでVPSを利用するメリットは以下の通りです。

  • 24時間安定したFX取引を行える
  • PCの電気代を節約できる
  • PCのトラブルを考慮しなくていい
  • スマホでも自動売買を操作できる
  • スキャルピングを効果的に行える

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

24時間安定したFX取引を行える

VPSはクラウド上に仮想サーバーを構築しているため、停電によって家中の電気が止まったとしても、PCが強制シャットダウンしたとしても、VPSは稼働し続けることができます。

先ほどもお伝えしたとおり、自動売買ツール(EA)で安定した利益を出すためには24時間365日稼働させる必要があるため、安定稼働できるVPSが欠かせないのです。

PCの電気代を節約できる

MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)といった自動売買ツールをPCが起動しているときしか稼働しないため、PC上で稼働させるためには24時間PCの電源をつけっぱなしにする必要があります。

ここで気になるのは24時間PC電源をつけっぱなしにしたときの電気代ですが、デスクトップPCの場合おおよそ5,000円〜8,000円ほどになります。

このように、PCの電気代は意外と高いため、電気代を節約するという意味合いでもVPSの利用は欠かせません。

PCのトラブルを考慮しなくていい

24時間PCをつけっぱなしにすると電気代だけではなくPCの寿命も短くなってしまいますし、不具合が生じるリスクが増えてしまいます。

このようなトラブルのリスクを抑えるためにもVPSは必要なのです。

スマホでも自動売買を操作できる

VPSはクラウド上に構築されているため、PCだけではなくスマホやタブレットからでも自動売買ツールにアクセスすることができます。

そのため、出先であってもスマホから自動売買ツールの売買開始と停止の操作を行うことも可能です。

スキャルピングを効果的に行える

スキャルピングとは、短時間でエントリーから決済を何度も繰り返して小さな利益を積み重ねる取引手法です。

スキャルピングは少額資産でもレバレッジを効かせることで投機的に稼ぐことのできる手法となり、1,000倍のレバレッジを効かせることのできるXMではスキャルピングは効果的な手法のひとつとなっています。

スキャルピングは超短期トレードとなるため、1秒の遅れがトレードに大きな影響を与えることも珍しくありません。

そのため、一般的なPCに使用されているHDDよりも読み込み速度の速いSSDが搭載されているVPSを使用するのがおすすめなのです。

XMでは無料でVPSを利用できる

XMでは無料でVPSを利用できる

XMでは口座残高や取引ロット数などの条件を満たすことで、「XMTrading VPS」というVPSを無料で利用することができます。

XMTrading VPSを提供しているのは、海外FX利用者から人気の高い「Beeks(ビークス)」という会社です。

BeeksはFXの自動売買専用サーバーを提供する世界最大級の会社で、日本語サポートにも対応しているため安心して利用することができます。

XMTrading VPSを無料で利用できる条件

XMTrading VPSを無料で利用できる条件

XMTrading VPSを無料で利用できる条件は以下の2つです。

  • 口座に1000USD以上の残高がある
  • 1ヶ月で最低往復5スタンダードロットもしくは往復500マイクロロットの取引がある

このように、無料でXMTrading VPSを利用できる条件はそれほど厳しいものではありません。

無料でXMTrading VPSを使用できるかどうかはXMに審査してもらう必要があり、その際XMに登録しているメールアドレスや保有している口座などから計算されます。

また、上記の条件を満たしていないにも関わらず利用申請の手続きをしてしまうと、MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)から自動的に28USDの月額料金が引き落とされてしまうため、注意が必要です。

XMTrading VPSの特徴

XMTrading VPSの特徴

XMTrading VPSの特徴は以下の通りです。

  • XMとの通信速度に優れている
  • 日本語サポートに対応している
  • 複数通貨ペアではスペックが不足しがち

それぞれの特徴について、以下で詳しく解説します。

XMとの通信速度に優れている

VPSの接続速度は、通信するデータセンターからの距離によって変化しますが、XMTrading VPSはXMのデータセンターを設置しているロンドンから1.5kmの場所にVPSを設置しているため、XMとの通信速度に優れています。

日本語サポートに対応している

XMTrading VPSは海外VPSの中では珍しく日本語サポートに対応しています。

XMTrading VPSのサポート詳細は以下の通りです。

URLhttps://www.support.beeksfinancialcloud.jp/
ライブチャットサービス平日AM9:00~PM10:00
メールサポート 【24時間受付】日本人スタッフ対応(平日AM10:00~PM10:00)
support-ty3@beeksfx.com
グローバルスタッフ対応(日本語サポート営業時間外)
support@beeksfx.com

ただし、基本的なサービスは日本語に対応していないため、XMTrading VPSから送られてくるメールやメンテナンス予定の告知などは英語となっていることには注意しましょう。

複数通貨ペアではスペックが不足しがち

XMTrading VPSのスペックは、メモリ1.3G、HDD25GBとなっています。

この数値はVPNの中では決して優れたスペックとはいえませんが、XMで普通にトレードするのであれば問題はありません。

ただし、XMで複数通貨ペアを同時にトレードを行うときに自動売買ツールを利用する場合などに関してはスペックが不足する可能性もあります。

XMTrading VPSの申し込み方法

XMTrading VPSの申し込み方法

XMTrading VPSの申し込み方法は以下の通りです。

STEP①:XM公式サイトからマイページにログインする

STEP②:「口座」から「VPN」を選択する

STEP③:「MT4VPNをリクエストする」を選択する

STEP④:リクエストを「確定」させる

STEP⑤:Beeks社からの連絡を待つ

XMTrading VPSのリクエスト画面にて、無料で利用できる条件を満たしている場合は「お客様のお口座は現在無料VPS登録をご利用いただけます。」と表示されます。

ただし、条件を満たしておらず無料で使用できない場合は「お客様のお口座は現在有料VPS登録をご利用いただけます。」と表示されます。

無料で利用する場合は、必ず無料利用できることが記載されていることを確認してからリクエストを送るようにしましょう。

また、XMTrading VPSはXMが提供しているのではなく、運営元であるBeeks社が直接提供していますので、リクエスト後はXMではなくBeeks社から連絡がきます。

基本的にBeeks社からは24時間以内にリクエストに関する連絡がメールで届きますので、24時間経過してもメールが届かない場合は迷惑フォルダなどを確認してみるといいでしょう。

XMTrading VPSの接続方法

XMTrading VPSの接続方法

XMTrading VPSの接続方法は以下の通りです。

  • STEP①:Beeks社からのメールを確認する
  • STEP②:RDPファイルをダウンロードする
  • STEP③:VPSファイルから接続する
  • STEP④:ユーザー名とパスワードを入力してVPSにログインする
  • STEP⑤:自動売買ツールをインストールして利用開始する

それぞれの接続方法について、以下で詳しく解説します。

STEP①:Beeks社からのメールを確認する

Beeks社からVPSの利用の許可が下りると、登録したメールアドレス宛に「Welcome to Beeks Financial Cloud」という件名のメールが届きます。

このメールには、VPSの接続に必要な「Username(ユーザー名)」「Initial Password(初期パスワード)」と記載されているため、メールは削除せずに残しておきましょう。

STEP②:RDPファイルをダウンロードする

XMTrading VPSは「リモートデスクトップ接続」という機能を利用して接続するため、サーバーにリモートデスクトップ接続をするためのアカウント情報などをあらかじめ保存した設定ファイルである「RDPファイル」をダウンロードする必要があります。

RDPファイルはユーザー名と初期パスワードが記載されているメールにて送付されています。

また、Macを使用している場合は、別途「Microsoft Remote Desktop」というアプリをApp Storeからインストールすることが必要です。

STEP③:VPSファイルから接続する

RDPファイルを開くと「このリモート接続の発行元を識別できません。接続しますか?」と表示されますので、「接続」と選択して接続します。

「不明な発行元」や「このリモート接続の発行元を識別できません。接続しますか?」と警告のような表示がされますが、メールアドレスに届いたRDPファイルであれば問題ありません。

STEP④:ユーザー名とパスワードを入力してVPSにログインする

XMTrading VPSの初回接続時にはユーザー名とパスワードの入力が求められますので、メールアドレスに届いた情報を入力します。

初期パスワードを入力することで、新しく自分でパスワードを設定することができます。

STEP⑤:自動売買ツールをインストールして利用開始する

VPSの初期設定が完了したら、MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)のインストーラーをダウンロードしてトレードを開始します。

【まとめ】XMのVPSは無料になる条件なら使ってみるべき!

【まとめ】XMのVPSは無料になる条件なら使ってみるべき!

本記事では、VPSの概要やXMでVPSを利用するメリット、無料で利用する条件、接続方法などについて詳しく解説しました。

自動売買ツールの使用やスキャルピング取引が禁止されていないXMにおいてはVPSの利用が欠かせませんので、XMが無料で提供しているXMTrading VPSを利用することがおすすめです。

利用するための条件は難しくないため、XMで本格的に取引をしている方であれば利用することができます。

ぜひ本記事を参考にしてXMTrading VPSを活用して効果的なトレードをしてみてください。

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